鬼燈の島-ホオズキノシマ- 第二十五話 ウソツキニハナリタクナイ

第二十五話　ウソツキニハナリタクナイ

クワダテの攻撃を間一髪で交わすココロ。クワダテはココロを崖から突き落とすつもりだったらしい。

「そう…心君。君だけには「事故」あってもらわないと困るんだ」

クワダテの体はすでにボロボロ。
確かにクワダテの言う通り、すべてココロによって負わされたキズ。

そう考えると恐ろしい子供だな、ココロ。

語るクワダテ。

「あの大雨の夜　　崖の下で倒れている力也をみて　思わず笑いがこみあげてしまったよ」

やはり力也を殺したのは大人ではなく、園長と同様に犬なんでしょう。

さらにクワダテは臼井をも殺したことをバラす。

理由はユキノが臼井に惹かれていること。
ただクワダテは別にユキノに恋愛感情を持っていたわけじゃない（と思う）ので、
嫉妬というよりは臼井の態度が気に食わないって感じかな？

クワダテ「ふ・・・ふふ・・・ココロ君・・・こんな話　幼い夢ちゃんの前でしちゃってよかったかな？」
「みんなが『知っちゃった』じゃないか・・・」

ユメと初音をも殺すことをほのめかす。

ココロ「こんなヤツ・・・こんなヤツ死ねばいいのに」

こ、こわいよココロ

ココロ「・・・・・・・・・」

『死ねばいいのに』と思いつつも、
「自分が助かるために他人を殺すのは許せない」と言ったシュウを思い出し、
ココロはクワダテに忠告する。

「クワダテ先生・・・武器を捨てないと　　死ぬかもしれないよ」

あ、ちゃんと「先生」つけてる。

しかし園長や力也の死の原因を知らないクワダテはそれを無視してココロに襲いかかる。

「！？」　　どんっ　　　　　「え？」

そこにあの犬が登場。クワダテを崖下に突き落とす。
あ、犬も一緒に落ちてる。いぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ

クワダテ・・・あっけない終わり方

クワダテの転落を見届けたココロは、初音と夢のもとへ駆け寄る。
初音はどうやら、自分が歌っていた事に気付かなかっただけで、前から声は出せていたよう。
幼少時のトラウマから手を口に当てて喋るが、ココロはそれをもったいないという。
ココロ「もったいないよ！　　きれいな声なのに」
初音は思わず涙をこぼしてしまう。

ユーレイの声は初音で決まりですね。
となるとシュウが坑道内で聞いた声も初音ということになるけど、
初音はいったい何をしてたんだろう？

ココロはユキノを助けるために、ウソつきにならないために、タンクへ戻ると宣言し、次号へ。



ついに最もアブナイ男、クワダテが離脱しました。

ティトォ「これで・・・終わったのか・・・・・・？」

もう悪人はいなさそうですが、まだまだもうひと波乱ありそうな予感。
このままクワダテが悪者でしたーじゃありきたりですからね。