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ここんところ忙しくて更新遅れました。
ついに最終回。鬼燈の島-ホオズキノシマ-の感想です。

7年後、再び学園に戻ってきたココロ達。
b10cea11.jpg
















972d6686.jpg





















ココロ大人!!太変わってねぇ!!変わったところと言えば、お菓子を持っていない事ぐらいか。

まず自分の部屋を確認したココロ。引き出しを見ているとノブが現れる。
ノブ回想

























あの血は直接ノブが吐いた血らしい。
まあ仮にノブが怪我をしたとしても、引き出しの中に血があるってのは変だしね。

ノブが言っていた「大人は敵だ。」というセリフは、自分が病院に連れてかれてしまうという意味での「敵」だそう。
いやでも「敵」とかそういう言い方をしたらそりゃあ皆疑うよ・・・。
「敵」というなら大人よりも病気とかストレスの方なんじゃないかな。
こういったノブの言動や護身用のナイフの存在が、ユキノやココロの勘違いを生み出してしまったっぽいです。
次にあの「文字の部屋」。この文字はシュウが書いた字だという。
シュウの病気

























 



睡眠時遊行症(すいみんじゆうこうしょう、夢遊病、夢中遊行症)とは、睡眠中に発作的に起こる異常行動のこと。無意識の状態で起きだし、歩いたり何かをした後に再び就眠するが、その間の出来事を記憶していない状態を指す。このような夢遊病の多くは、就眠後1時間から3時間のノンレム睡眠時に発生することが多い事が分かっている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

シュウは自分で書いて文字だとは気付かず、そのIQの高さゆえ、大人たちを疑ってしまったというわけらしい。
でも、自分の筆跡ぐらいわからないものだろうか・・・?
さらに、単行本1巻でシュウは文字の部屋に続く扉を「夜中に少しずつ開けた」と言っている。
つまり、寝る前に少しづつ扉を壊し続け、通れるようになった後に夢遊病が発症して文字を書くようになったという事。・・・都合いいなぁ。

力也を襲ったのはやはり犬で、臼井が犬に怪我をさせたらしい。
シュウもまた、武器を奪ったとたんに犬に襲われたという。
武器もった瞬間に襲いかかるとかどんだけハイパーな犬だよ。

園長の時のような場所まで野良犬は入ってくるもんなんですかね?

シュウが助かった理由は「きにいっぱいひっかかってたから」
あーなんかその実例聞いたことあるなー

山を登るココロ達。昔と同じように途中で太がバテてるのがなんかいい感じ。

一同は坑道へ。ここは昔毒ガス製造工場だったらしい。
園長の顔を溶かしたものの正体は毒ガスだった。
あの話が掲載された当時は物語にかかわる大きな伏線だと思っていたけど、
そんなに重要でもなかった。

山を下りて、島を後にするココロ達。船の上でシュウが自分だけお咎めなしなのを気にしている。
まぁ直接手にかけたのは、事実上この作品唯一の悪役だったクワダテだけだからいいんじゃないだろうか。
17ヶ所骨折の瀕死状態になったことで十分すぎると思います。

結局ユーレイの正体は「自分たちの思い込み」で片づけられた。
まぁホントに学園を愛する女の子のユーレイがいたなら、
シュウだけじゃなく園長も助けてやれよと思う。

最後にユメが学園に手を振って終わる。まるでそこに女の子がいるかのように。
目は見えずとも、ユメには特別なものが見えているかのような不思議なシーンです。


すっきりとした綺麗な終わり方でした。まぁ正直、前話で島を出てその後どう生きていったのかとか今後学園はどうなるのかとかクワダテは何であんな所まで戻ってきたのかとか疑問が残りますが、とにかく一通りの伏線は回収できていたので読後のモヤモヤ感とかはありませんでした。

最後まで真実を考えさせられ、特にタンクの中のココロとユキノのシーンはとてもドキドキしました。
ぼくはずーっとシュウが黒幕だと予想してましたw
三部けい先生、素晴らしい作品をありがとうございました。
ぼくはヤングガンガンをバンブーのアニメの時期(07年10月)に買い始めたので、
読めるものが少なかったぼくにとって、ちょうどこの頃連載開始したこの作品は貴重な存在でした。
最後まで、楽しむことができました。
欲を言えば、ちょっとクワダテがあっけなかったかなぁ・・・と思いますが。

三部けい先生の次回作は現在鋭意制作中で、今冬開始予定だのこと。
こちらも楽しみにしたいと思います!
それまでは、まだ手をつけてなかったカミヤドリ を読んでみようかな。



この作品では、結局だれもウソをついてませんでした。
しかし、
[ホオズキ]  花言葉は「嘘」「偽り」
です。
鬼燈の島-ホオズキノシマ-は虚偽と欺瞞のサスペンスホラー。
本当の本当は、誰かが嘘をついていたかもしれません。


 

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